チャンポン
大牟田。国道沿いのアーケード街にある小さな食堂が以前から気になっていた。
東新町にある「白瀧屋」さんというお店だ。
メニューの中からチヤンポンを注文した。
しばらくして運ばれてきたチヤンポンを口に運ぶ。
…ん?何か懐かしい記憶が蘇る。
驚いた!
なんとなく涙が滲んでくる。
涙は玉になって頬をころがって流れた。
思い出した記憶は幼少の頃に母が作り家庭で食べていたチヤンポンの味だった。
母はまだ現在だがリューマチなどで体を壊しており、ここ数十年、母の料理を食べる機会もない。
食べ物が遠い記憶を呼び戻してくれた。
瀬戸大橋で食べたうどんは父を思い出させてくれた。
数年前の夏に自分で湯がいたトウモロコシで祖母を思い出し出した。
またいつかどこかで誰かを思い出させてくれる食べ物に出会えるのだろうか…?

